2020-04-10

https://digital.asahi.com/info/information/articles/SDI202004074494.html

28日以降、体調は一時快方に向かったが、熱は37~38度あり、食欲はなかった。容体が急変したのは30日午前3時ごろだ。ラヘルさんが「気分が優れない」と言って起きてきたという。母親ヨーグルトとともに解熱剤を与えたが、体調は良くならなかった。午前7時半ごろには、ひどく苦しむようになったという。

 母親がすぐに家庭医に連絡したところ、「子供は優先できない。午前10時半に診察する」と言われたという。その後、母親がラヘルさんを寝かしつけようとしたが、10分後には呼吸も困難な状態になった。ラヘルさんは自分の手を胸におき、「なんで私はこんなに苦しいの」と訴えたという。

 死んでしまうのではないかと恐怖を感じた母親は、電話救急車を呼んだ。英語で「娘の体調が良くない。呼吸に問題がある」と伝えたが、その後も救急車は到着しなかった。当局は「言葉の壁があった。電話をかけてきた人もパニック状態だった」と救急車を手配しなかった理由説明しているという。

 電話をかけてから30分後、ラヘルさんは居間瀕死(ひんし)の状態になっていた。知人が車で病院に連れていってくれることになり、ラヘルさんの服を着替えさせている間も容体は悪化父親蘇生を試みたが脈がなくなり、そのまま自宅で息を引き取った。30日の午前8~9時のことだった。その後、新型ウイルス感染していたことが検査で分かった。


もし、パルスオキシメーターの数値を電話で伝えていれば、救急車は来ていただろうし、

それより以前に母親も深刻さをもっと早く知ることができたのではないか

  • また業者が他人の不幸を出しにして自社製品売り込もうとしてる

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