大気が流出するプロセスは3つ。気体が惑星にとどまれないほど高温に加熱されて起こる「熱的散逸」,化学反応や荷電粒子との反応でエネルギーを得た原子や分子が惑星から放り出される「非熱的散逸」,そして「隕石や彗星の衝突」で大気が吹き飛ばされるプロセスだ。
現在の地球では,主に非熱的散逸で大気が流出している。流出量は,最も軽くて流出しやすい水素でも1秒間に3kgだ。だが,地質学的なタイムスケールでは大きな影響を及ぼしうる。また,天体が衝突すると大量の大気が一気に失われる。恐竜を絶滅させたとされる6500万年前の隕石の衝突では,全大気量の10万分の1が失われた。
こうした大気流出で惑星大気の謎の多くが説明できる。例えば,火星大気が薄いのは,火星が小惑星帯の近くにあり,隕石衝突が頻繁に起こったためだ。火星は誕生から1億年以内に大気の大半を失ったとするシミュレーション結果が出ている。
物を燃やすと二酸化炭素が排出されるけど、地球の空気が増えてるってこと? それとも同僚の酸素が消えて空気の量は同じなの?
二酸化炭素だけじゃなくて、地中や海中からメタン等のガスが排出されるからどんどん濃くなるけど、ある程度以上密度があがると宇宙に放出されるから長い目で見たら一定に保たれる...
常に微量ながら宇宙には大気が流出し続けているんじゃないの。
えっ、じゃあ何年か後には大気がなくなっちゃうの!?
大気が流出するプロセスは3つ。気体が惑星にとどまれないほど高温に加熱されて起こる「熱的散逸」,化学反応や荷電粒子との反応でエネルギーを得た原子や分子が惑星から放り出され...
海の水も地球内部に入り込んで減少するっていうし、地球の未来は絶望的だな。
いつかは宇宙も萎むんだろうな…
義務教育の敗北
まず「空気」とかいう曖昧な概念で考えるのをやめろ。 そうすりゃ自ずとわかるだろう。
なるほど、では山本七平の『「空気」の研究』という本を読んで空気をハッキリ理解したいと思います。
山本七平は結局のところ「日本人とユダヤ人」がいい。 彼の主張のキレ味とフワフワぶりを同時に理解するという意味でも。
燃焼によって、二酸化炭素が発生し、同量の酸素が減るのは正しい。 だが、二酸化炭素と酸素では、比重が異なる。 端的に言って、二酸化炭素は重いのだ。 つまり、地球の空気の量...
酸素から二酸化炭素になって増える重量は、燃えたものからきてるの?
せやで。炭素が燃えて二酸化炭素になるんやで。
横なんだが、成層圏より高い塔を作って下から扇風機で地上の空気吐き出すってどう?軌道エレベーターストローマン論法