金を持ってるやつが実際設備・研究投資をして新しい産業を作っていくという側面もある。
だから、そいつらの優遇までは大きく批判されることはなかったってのもある。コソコソした行動だったから気づかれなかったというのもあるだろう。
だけども、実際はバブル崩壊後、バランスシート不況で保身に回り、貯蓄を増やし、設備・研究投資をしなくなり、資金循環で企業が資金余剰側にうつっている。
それでも金を持ってるやつを優遇すれば良いんだ!と金を持ってるやつを優遇しまくったが、実際は貯蓄ばかり増えていて、金の回転こそが経済なのにむしろ縮小する方向につながった。
内部留保の議論に始まり、そして、資金余剰、資金不足の資金循環も着目を浴びた。リーマンショックで同じく恐慌が起きると、恐慌のあと保身で貯蓄を増やし、設備・研究投資をしなくなり、
企業が資金余剰側にるということが欧米でも起きている。また、ごく低金利でも経済をあげることができないようになっている。
ということで、バランスシート不況がより着目されたのが今。