2020-02-29

anond:20200229162642

物々交換社会において、増田が「俺の考えたなんか強い券!(通称増田チケット)」とかを自慢しまくっても、それで買い物できるようにはならんでしょ。

例えばりんご売りがりんごを売って、手元に「増田チケット」を手に入れたとしても、その増田チケット自分以外に欲しがる人がいないと、次の交換が連鎖しない。連鎖しないならこの増田チケットは無価値だし、それならそもそも最初からりんごと交換しないぜってことになる。

貨幣価値を持つためには、それが使える(他の人も欲しがる)という環境必要だ。

国家が税を貨幣徴収する、ってのは、要するに最終引受国家立候補してるってことだ。この場合、この「増田チケット」ははっきり言っちゃえば、租税としての労役免除される権利同義だ。労役だの軍役だのをパスするために国家に支払うチケット。これは誰でも欲しがる。だから、欲しがる人どうして交換する=市中で流通する=取引環境が成立する。

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