2018年度の中国人観光客の消費額は約1兆5450億円。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000380.html
この額が大きいのか小さいのかは意見が分かれるかもしれないが、2019年の日本のGDPは約558兆円なので、日本経済全体の中で中国人観光客が占める割合は0.25%以下である。
(厳密に言えば、消費額そのものがGDPになるのではなく、諸経費を引いた差額がGDPになるので実際にはもっと少ない)
中国・武漢のコロナウイルス騒動の中で、なぜ日本は中国人の全面入国禁止にしないのか批判されているが、その理由の一つとして日本経済が中国人観光客に依存しているからだと言われている。
しかし0.25%以下だったら、正直言って中国人観光客はいなくてもいいのではないか。
中国人観光客が来なかったら、ホテルやデパートが困るじゃんという批判が来るだろう。
しかし今までインバウンドで儲かっていたホテルやデパートは従業員に賃上げなどに回してこなかった、つまりは日本人の収入は増えなかったのだから、やっぱり中国人観光客はいてもいなくても同じだったのではないか。