居酒屋のカウンター席に行ったら、おそらく同い年からちょっと年下の人たちが、まあみんな円熟した人生の話ばかりしていて
俺のような孤独の無職には縁遠く、そのひとつひとつに悔しさや自分の今の状況の情けなさを感じて辛かった
まあ店を間違えたなと思ったけれど、耳に入ってくる話を聞くともなしに聞いていると
自分はどうして同じ店にいる人達よりも、情けない人生を送っているのだろうか、どうしてこうなってしまったのだろうかと
いつになったらこの世間の床にこびりつくような生活を良くできるのだろうか
お会計する直前に、その店の女将さんが「人生を小綺麗に生きようとしても無理だよ」という話が聞こえてきた
確かにそうかもしれない。自分はきれいに生きようとして失敗し、それでもゲームを変えないで生きようとしている傾向がある
それは、周りがそうして欲しいと思っているような気がしたり、自分のプライドが大きすぎるからかもしれない。
自覚したところでそれが急にどうにかなるわけではないが。
無職はコンビニの店舗前でストゼロってか?