そういう人って私だけじゃないと思う。
同じテンプレ展開でも、作者の人柄によって描かれ方がめちゃくちゃ左右されるのが面白い。
逆に、自分から見て考え方があまりにも違う作者、性格が悪そうと感じてしまう作者の作品は読めない。
女性が描けているかどうか、という話も、作者が今まで接してきた女性のイメージが反映されていると考えると興味深い。
たとえば、『ファンタジーをほとんど知らない女子高生による異世界転移生活』という作品では、女子高生の主人公について、作者が「まだメイクをするような年齢ではない」とはっきり言っている。
でも、東京在住の自分がまわりを見回してみると、メイクをしていない女子高生なんてほとんど見当たらない。