言うまでもなく皮肉だが、最近の大臣の辞任ドミノは実に良いことだ。
大臣というのは本来、議員の中でも能力のある人間が適材適所で配置されるべきポジションだと思うが、
議員にも派閥があるし、「入閣待機組」なる力学もあるのだろう。
本来の実力通り、身から出た錆で辞任に追い込まれる…という実戦経験を叩き込まれるのは、
実力がないのに自信満々な人間には一番の薬だろう。
そうやってどんどん長期政権に胡座をかいた議員は淘汰されれば良いのだ。
自身の身の丈を思い知り、有能な後継にさっさと席を譲るも良し、一から自分を見直すも良し。
どんな主張をしようとも、左右どちらかから罵声を浴びせられるが故、