女性宮家論議がまた上がってるわけだけども、男系の維持だとか以前に、女性宮家作りたい人は夫をどこから探してくるつもりなのか?
例え、女性宮家を作ることを8割の国民が賛成するとして、残りの2割、しかもそこからさらに超保守派が暴力的手段も含めて夫の親族への加害に及ぶ可能性は否定できない。
そうでなくても小室さんの件をとっても、メディアからの苛烈な素性の掘り起こしが待っている。
それこそ学生時代に酔って立ち小便をしていたなんてことが書かれることもあるかもしれない。
それに耐えられる完全無欠な人物なんて、見つかるのか?さらに本人の幸せを考えた時に本人の承諾が得られるのか?
結局のところ皇統というシステムは皇族に対し一定の人権的配慮を無視することで成り立っているという課題がある限り、今のシステムを変えることは別の犠牲に基づくのだから、両論に欠点があり決着しないのは目に見えているのではないか?
ゆえの先送りなのではないか。