2019-04-25

anond:20190425102725

先生「そこが理由なんだけど、動物園にいるゴリラとかチンパンジーって狭いところに入れられてね、やることがなくてさぁ、退屈なんだよな。」

先生「それで、ゴリラたまたまだろうけど、自分の持ってるウンコちょっと投げてみたらさ、お客さんがバーッといなくなったの。なんと楽しいことでしょう!」

先生ゴリラは、そうか、こうやってやればヤツらと遊べるな、きっとゴリラにとってこれは楽しいことでね。だって自分がこの中にいてさ、ウンコさえ投げていればみんなワーッと逃げて行って、ギャーギャー騒いでキャーって言うだもん。これは非常に面白いよね。これもひとつコミュニケーションからね。」

子供(うん。)

先生「実はこれは、たまたまって言ったけど、なかなか出来ることじゃないんだそんなこと。人間以外の動物自分ウンコを汚いなんて絶対思ってないから。」

先生「実はね、おじさんの動物園には5~6頭のチンパンジーを飼っていたんだけど、誰もウンコを投げなかったの。そのときは。」

先生「で、あるとき他の動物園からメスのチンパンジーがやってきたんだよ。そしたらそのチンパンジーが、前の動物園ではずっとやってたんだろうね。すぐに自分ウンコバーっとお客さんに投げてね、お客さんがワーッと逃げたでしょ、それを見ていた他のチンパンジーたちが、なに!?これは面白いな!と思って一気にそれが広がってしまったの。」

先生ウンコを使ってお客さんと遊ぶというのは文化からね。」

先生動物園ゴリラチンパンジーにとっては退屈しのぎで、お客さんが逃げてるのを見て楽しんでいるんじゃないかな。」

先生「野生のゴリラうんこ投げないし、野生のチンパンジーも何も投げないもん。動物園ゴリラとかチンパンジーのこれ特技だと思います。」

だってさ。

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