2019-03-31

anond:20190330145848

以前から編集者へは不信感らしきものを感じている。

思うに「本に固執してる」感がその原因だろう。

作家の頭の中をイメージすると「作品」「世界観」「構想」が主体だろう。

「本」という「作品形態」は必然的な部分ではない。

「この構想をネットで発表するか、本にするか、漫画にするか、ゲームにするか、アニメにするか」

「でも個人だし無名で実績もないかネットで発表するか。せいぜい本がいいところだろう」

作家の考えを想像するとそうなる。

対して編集者の頭の中は、まず「本ありき」なのだ

「本が売れない」と言い続け「電子書籍」においても「本の形」に固執している。

編集者からしてみれば「作品」「世界観」「構想」は「本を売るための方法論」に過ぎない。

このあたりの行き違いをイメージすると、

「どうして編集者は本という形に固執しているんだ?」

「結局はポジショントークなんじゃないか?」

という不信感が生まれてくる。

そろそろ「本でないなにか」を模索してもいいのではないか

記事への反応 -
  • タイトル通り、いまの出版界はマジでつらいという話をしたい。僕は数年前からある出版社で書籍の編集者として働いている。 出版社はかなりの高倍率で、「人気業界」だとされてい...

    • 以前から編集者へは不信感らしきものを感じている。 思うに「本に固執してる」感がその原因だろう。 作家の頭の中をイメージすると「作品」「世界観」「構想」が主体だろう。 「本...

    • 毎朝読むの面倒だから週肝の国内外のニュース雑誌が欲しい

    • いくら不景気だとは言っても、大手出版社は下請けの編プロの薄給に対しても一般的な給与水準からしても結構な高給ですよね?(同年代の中央値は余裕なはず) どんなに不景気でもと...

    • インターネットの登場によって不要なものがたくさん出てきたわけだが、時代の流れに抗おうという非合理性を美しいだなんて微塵も思わない。日本人に(自分もだけど)合理性なんて考え...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん