そこには全てのタスクを「やるべき/やるべきでない」「やりたい/やりたくない」の2軸で4つの区画に分けるという整理法が書いてあった
やるべきでやりたいことは誰でもやるし、やるべきでなくやりたくないことは時間の無駄
だから残りの2つをどうバランスしていくかが人生に差を付けるのだ、みたいな内容だった
ごく当たり前で、言われなくても誰でも知ってるわと言いたくなる、非常に無駄な文章だと思っていた
ところが最近になってふと思い出した時、この整理法の価値が違う意味で増してきた
自分は「やるべきでもやりたくもない」ことばかりやっていた
スマホゲーやったり、楽しくない楽器練習を続けたり、こうして増田に貼りついたり
それでなんだか目が覚めたような気がした
思えば最初は「やるべきでないが、やりたいこと」だったものがほとんどだった
いつの間にか自分の中でその価値が減衰して、惰性で続けているだけの「時間の無駄」に成り下がっていた
ただ一番の悩みは、こうした惰性に人生が支配され続け過ぎた結果、真に「やりたいこと」がひとつも残ってなくて、結局惰性をやめられないことだ
それではお聴きください Iron MaidenでWasted years