arigatoというのは、月に500円(年間一括なら3000円)払うと、zozoで扱っている商品が安く買えるというもの(10%引き、ただし月上限あり)。
どうして、この仕組をアパレルブランド側が嫌うのかというと、定価販売出来ないから。
服ってどこで買っても同じ値段で、百貨店でもセレクトショップでも直販でも同じものなら同じ値段、というものが多い。
アパレルブランド側が定価販売をお願いしている(きつい言い方なら強制している)のに、どこかで安く売られると、足並みが揃わない。
消費者としては、百貨店なども安く販売したらいいのだけれど、百貨店などの販売店側は値段で競争したくない。
むしろ百貨店などからは、別におたくの(zozoで安く買える)商品を置かなくてもいいし、なんてメーカーに三行半を突きつける事もありえる。
百貨店(アパレルならセレクトショップ)が扱うという事でブランドイメージを作ることが出来るアパレルブランドとしては、それは避けたい。
当然、アパレルブランド側が定価販売を強制することは違法なわけなんだけれども、価格で競争をしたくない(する気がない)販売店もそれを悪く考えていない。
アパレルに限らず定価販売は持ちつ持たれつで成り立つ関係で、そこに切り込んだ(と捉える事もできる)zozoを叩いて、笑っているのは少し違うのでは?
zozo叩いてる連中は、前澤が1億ばら撒いたのに貰えなかったことにムカついているだけなんだと思うわ。