いや実際に聞こえるのはハミングどころじゃないんだが。
今私は学位を取るために必死に追加実験と執筆を重ねていて恒常的に多忙である。
畢竟徹夜も続くわけだが、そのせいか最近幻聴が聞こえるようになった。
先日も誰もいない中研究室で作業していると、ふと声が聞こえてくる。
最初はノイズ程度だったのだが、はっきりしてくるにつれて内容が分かるようになった。
混声四部合唱だ。右耳は女性パート、左耳からは男性パート(時々女性も混じる)。
曲目は皆目見当がつかないが、パートごとの追っかけもあるし、ハーモニーもしっかりしている。
このまま譜に起こせば新しく合唱曲として売れるのではないか、と思う程度にはしっかりした構築だった。
幸いというかこの日は二、三時間ほどで幻聴のコンサートは終演となったわけだが。
そこからまた徹夜続きになると度々聴こえてくる。徹夜の数を重ねるほど、声も曲調も深みを増していく。
体の酷使が原因なので、出来ればこの幻聴から早めに脱却したいのだけれど。
ああ、今日もまた。
真夜中のマッサージチエア躯体伝播振動とどちらがましか
寝ろ 静かな部屋で明かりを消して 耳栓をしてアイマスクをつけて 大の字になって寝るのだ
林先生案件
幻聴は友だちだよ 仲良くしてあげて
耳コピして売って億万長者になろうぜ
ほんとそれ。 自分だけの体験にするのはもったいないだけでなく、悩みが共有、理解されるという効果も期待できるのでぜひやってみてほしい。
カヒミ・カリィじゃなかった
俺は幻覚とか幻聴が見えない聞こえないタイプ。 想像力が欠如しているのだろう。 でもそれでいい。 偶然に頼る甘えた人生よりも必然で変えていく人生の方が自分には合ってる。