「ねえ、頭がいたい。ずっと痛い。」
「薬飲まないからよ。まだ買ってないの?」
「買ってない。でもね、なんだかそういう痛みじゃないんだ。いつもと違う。だって、ここ2、3日ずっと続いてる。おかしいよ。」
「ストレスよきっと。明日のお昼にでも買って飲んでみなさい。」
「不安なんだ。この痛みが消えなかったらどうしよう、と。痛みは消えても、このしこりみたいなのはずっと残るのかもしれない。そんな気がする。変な異物があたまの中に残って僕の思考回路を変えてしまうんだ。それも喜ばしくない方向に。」
「そうだけれど、こんな風に変わるなんて怖いよ。病気の後遺症みたいに感じる。そしてまた、人を批判してしまうような気もする。口に出そうになる。それが怖い。」
「わたしはね、その変化が良いことなのかもしれないって思うの。あなたにとって。あなたはいつも優しすぎる。優しいというか、事なかれ主義というか。波風を立てなさ過ぎなのよ。人は誰だって間違いを犯す。そしてそれを見過ごすということは、その人に甘えを生じさせてしまうことなのよ。もちろん、社会なんて皆甘えあって支えあっているわよ。でもよく見ると間違ってる。甘える奴は大抵他の人より多く甘えている。支える人に甘え過ぎている。とても不公平で不誠実よ。甘えている奴は甘えている事に慣れ過ぎて他人の功績を認識できていないの。そういうのを見ていると反吐がでる。まちがってる。」
さっさと病院かドラッグストア行けよwwwww
マイノリティはマジョリティの僕たちに迷惑をかけているのは事実だろぉ!とかよく言ってる人を思い出した村上春樹のマネしてるけどなんにも学んでないんだなぁとよくわかる