2018-08-02

夏休みの不良友達

真面目系な私には、「あっくん」という男友達が居た。

高校生になりゲームセンターに行くと、あっくん面影を感じる人がいた。

金髪でツンツン頭。耳にはピアス

気の弱そうな人が謝罪しているのに対し、煽っているような感じだった。

あっくん久しぶり!元気にしてた?」そう話しかけると、驚いてた。

気の弱そうな学生は逃げていき、私とあっくんのみになった。

何かを考え込むあっくんをよそに、車のゲームが近くにある事に気づいた。

「久々にさ、このゲームしない?」

「お、おう」

声変わりたからだろうか、イケボと呼ばれる部類の声だった。

声変わりしたんだね!イケメンボイスになってる」

そう笑う私に、ずっと視線をキョロキョロさせてた。

女の子と話すの久しぶりなんだな~と思いながら、マリカートを楽しんだ。

その後、ゾンビ倒す銃ゲームやら、ホッケーやら楽しんだ。

「はー、久々で楽しかったね!」

「そうだな。明日も来るのか?」

「うん。暇だしね。それにしてもあっくん強いなー!!」

「……じゃぁまた明日な」

そうして夏休みの間、あっくん遊んだ

夏休み最終日、あっくんから打ち明けられた。

あっくんじゃ無かったって。

でも、私とあっくんはもう親友みたいなもんだった。

あっくん改め、まーくんと呼ぶことにした。

まーくんは色々と荒れていて、不良みたいな行動を結構していたみたい。


勘違いから始まった関係だけど……来月、結婚します。

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    • 逆に3行で  夏休みゲーセンで不良に出くわす  幼馴染の「あっくん」だと思ってゲーセンで遊びまくる  実際は違ったけど仲良くなったので結婚する

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