2018-05-13

未来人と増田

もし、はてな匿名ダイアリー未来人が現れて「僕は20X X 年から来ました。これから地球に何が起こるのかお話します」などと書き込んだとしても、増田たちは「面白いSFだった」だの「文が下手くそ」だの「オチが秀逸」だの「なんか読みにくい文章」だのと言って本物の未来人だとは微塵も思わない。

たとえとてつもなくピュア増田がいて「本物の未来人さんですか?」と書き込んだとしても、それに対して他の増田たちは「ノリの良い増田だ」としか思わない。真実は疑い深い増田たちによってかき消されていく。

未来人も増田には敵わないというわけだ。

はてな匿名ダイアリーに限らず、日本では未来人は未来人たり得ないのだ。皆とりあえず疑ってかかる。

本物の未来人が「本物である」と認識されないことのように、ある真実が「真実である」と認識されないことはよくあることだ。それは悲しいことだが、時と場合によってはとても大切なことなのかもしれない。

…と、妻の浮気確信し始めてしまっている自分に言い聞かせたいものだ。いくら浮気真実だとしても、真実ではないと思えばそれは真実ではない。浮気なんて未来人襲来と同様、真実ではない。

  • こういうことを言ったらアレだけど真実から目を背けて良いのん?未来人はおいといて浮気の話についてね。

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