今日は総合病院の産婦人科に来ていて、私はソファーに座って自分の番を待っていた。
待合室を抜けた奥に診察室が7つ並んでいて、その1番目の部屋の前で待っていたら60半ば~70前半くらいのどうみてもお婆ちゃんが私の隣に座った。
両手を手遊びか手話をするようにバタバタ動かしていて、ちょっと変わったばあちゃんだなあと思ってた。
バサバサバサ!っていう服をこする音にギョッとしておばあちゃんを見たら、真ん丸のお腹をしわしわの小さな手でゴシゴシこすっていた。
細くて小柄でニット帽をかぶったおばあちゃんが、スイカのようにまん丸なお腹をすごい勢いでさする姿に、思わず数秒目が釘漬けになってしまった。
しばらくして呼ばれたお婆ちゃんは待合室で待っていた旦那さんと思わしきおじいちゃんを呼び寄せ、二人並んで2番目の診察室に入っていった。
程なくして私も呼ばれ診察を受けて病院を出た。
知らない妊婦さんの話をここに書くなんて下世話だけど、
まじか… おじいちゃんおばあちゃんに見えるだけで本当はもっと若い人なのか、 実際にその年齢で妊娠した人なのか、 他の婦人科系の病気だったのか、 増田の夢か創作なのか… 人体の...