2018-02-16

産婦人科で見かけた老夫婦

今日総合病院産婦人科に来ていて、私はソファーに座って自分の番を待っていた。

待合室を抜けた奥に診察室が7つ並んでいて、その1番目の部屋の前で待っていたら60半ば~70前半くらいのどうみてもお婆ちゃんが私の隣に座った。

両手を手遊び手話をするようにバタバタ動かしていて、ちょっと変わったばあちゃんだなあと思ってた。

すると、唐突に両手で自分お腹を高速でさすり出した。

バサバサバサ!っていう服をこする音にギョッとしておばあちゃんを見たら、真ん丸のお腹しわしわの小さな手でゴシゴシこすっていた。

細くて小柄でニット帽かぶったおばあちゃんが、スイカのようにまん丸なお腹をすごい勢いでさする姿に、思わず数秒目が釘漬けになってしまった。

しばらくして呼ばれたお婆ちゃんは待合室で待っていた旦那さんと思わしきおじいちゃんを呼び寄せ、二人並んで2番目の診察室に入っていった。

程なくして私も呼ばれ診察を受けて病院を出た。

知らない妊婦さんの話をここに書くなんて下世話だけど、

あの診察室に消えた老夫婦が頭から離れず、色々余計な想像をしてしまう。

オチはない、ただおばあちゃん妊婦さんを見かけたそれだけの話だ、すまない。

  • まじか… おじいちゃんおばあちゃんに見えるだけで本当はもっと若い人なのか、 実際にその年齢で妊娠した人なのか、 他の婦人科系の病気だったのか、 増田の夢か創作なのか… 人体の...

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