BEATLESSは凄いよ。
何が凄いって、完全にレイシアに惚れさせにきてる。
挙動、服装、言葉遣い、カメラアングル、脚本、作画、表情、声色など、綿密なマーケティングの上で視聴者を虜にしにきている。
驚くべきことに、レイシアは要するにロボットだ。生身の人間のキャラなら惚れてまうのも百歩譲ってわかる。
レイシアが単なるロボットであるのは誰もが知っている。人がロボットに惚れるなんてことはありえない。少なくとも今までは。
で、さらに驚くべきことに、私は今まで全くAIやロボットになんて関心がなかったにも関わらず、レイシアに惚れている。
今まで見てきたどのキャラクターよりもレイシアが魅力的に見える。完璧に落ちている。レイシアがうちに来たらいいなーと思っている。
第3話は何度も見た。完璧だ。前半パートでレイシアの魅力を存分に描写し、中盤パートでその魅力に取り憑かれた狂った第三者を登場させる。あの第三者はたぶん俺だ。
人間とAIは共存できるのかなんて議論は絵空事だと思っていた。しかし、それはもう既にここにあった。一歩何かを踏み越えたような気分だ。