小さい頃から虫が触れない
もしも虫が触れたらワタクシの夢はじつげんさ、人生変わると思う
だから触れる虫、蟻や触ったことのないクワガタから親しんでみようと努力した
ワタクシのようなもんに飼われるクワガタは悲惨だったろうけどクワガタを知人に一匹貰い、クワガタについて学び、昆虫ゼリーや果物を食べさせた。
手のひらに乗せてやれるほどに慣れることはついぞなかったけれど、クワガタも別にワタクシの手に乗りたいわけでもなかっただろう。
なんだかクワガタが死亡したかのように書いているワタクシだが、別にクワガタは他界などしていない
世話が行き届いていたらしく冬眠しているのだそうだ
クワガタって冬眠すんの(クマか?)と思わないではないが、とりあえず一度引き受けた命なのだ
冬眠から目覚めるまでタオルでくるんで時々昆虫ゼリーを変えてやらねばならないと思う
このクワガタが目覚めたところでワタクシが虫に慣れ親しむことはないように思う
相変わらずワタクシは蝶々に逃げ惑い、セミの羽音に悲鳴をあげ、クワガタにごはんを与える時でさえ手に心臓があるかと思うほどの緊張ぶりだからだ
本当に何の害もない虫がなんでこんなに恐ろしいのか