2018-01-16

俺がまだ工房だった頃の話。

小腹が空いたので食い物をさがしたが見あたらない。母親を探すと、洗面所の方から声がした。

「母ちゃん、なんか食べるもんない?」と言って洗面所のドアを開けると、そこには上半身ブラ1枚の

妹と母親がいた。

「きゃっ」と言って妹が後ろを向いた。どうやら、妹のはじめてのブラを買いに行って、母親につけ方を

教わっていたらしい。「なんでノックもしないで開けるの!」とか母親が怒っていたが、こんな時間

誰かが洗面所で服脱いでるなんて思わねえよ。

まあでも、「あ、ごめん」と言ってドアを閉めて居間に戻った。

夕食の時も気まずいふいんき(ryが流れていたので、とっとと食って自分の部屋に戻った。

しばらく漫画を読んでいると、「コンコン」とドアをたたく音がする。

「お兄ちゃん、入っていい?」

「あ、いいよ」

バタン。

「さっき、見たよね?」

「ああ、ごめんな。でもお前もブラなんてするようになったんだな。胸ぺったんこなのに」

冗談ぽく言うと、

「気にしてるのに……。クラス友達ももほとんどブラしてて、してないのはあたしくらいだから

お母さんに無理矢理頼んで買いに行ったんだ。売り場のお姉さんにも『まだいいんじゃない?』

って言われちゃったし…」と言って泣きそうになった。

「ねえ、お兄ちゃん。胸って、誰かにもんでもらうと大きくなるって言うよね……」

ちょっともんでくれない?こんなこと頼めるのお兄ちゃんしかいないし…。お母さんはあんなに大きい

んだから、素質はあると思うんだよね………」

そう言って妹は自分でセーターをめくると、買ったばかりのブラを上にずらして胸を出した。

工房で当然道程だった俺は

(省略されました。続きを読むにはバンコク正式名称を略さずに書いてください)

  • クルンテープ・マハナコーン…… くそっ!思い出せねえ! 誰か頼む!

  • 昔は工房だったけど今では工場 みたいな話かと思ったのに

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