物心ついた頃から、いつか自分は自分以外の誰かになれると思ってたんだよ。
今の人生は罰ゲームみたいなもので、努力次第で別の誰かになれると信じててさ。幼稚園で同じ組の人気者のあの子とか、なにかそういうものに。小学生になると、そんなの無理だって分かってたんだけど。それでも相変わらず、この人生の続きじゃない新しい自分というか、本当の自分?みたいなのがどこかにある気がしてた。それは今でもそんな気がする。
王子様が迎えに来るとか、実はサイヤ人だとか、そういう話じゃなくて。かといって、自分探しの旅にリュックひとつでタイに行くとか、そういう話でもなくて。ただ、もうすこし社交的で、もうすこし容姿もまともで、もうすこし要領が良い自分。そんな感じ。いつかは自分の欠点を補った状態の自分になれるんじゃないかって、ずっとぼんやり思ってる。でも、これってきりがないんだよな。努力して欠点を補ったところで、次の欠点が見えてくるだけで、ずっと自分に満足できなくて、常に自分が仮住まいみたいでさ。
向上心、かな。 とてもまともだし、よりよい自分を目指してるってのは良い事だと思います。 それに、 向上心がある人は、尊敬されやすい気がする。
キリがねえからいいところでやめろって釈迦が言ってた
いつかきっと、その感覚を失うことになるよ。 ただ…、失ったときは老いたってことだと思う。
わかる。わかるよ。 本当の自分を探しているんだね!! そんな仮住まいの殻は脱ぎ捨てよう! 信じていればきっと新しい自分に生まれ変われるんだ! そんなぐるぐる巻きの殻なんて捨...
人によって精神的な成長のスピードには差がある。 月並みだけど、変わるにはいろんな経験をするしかない。 リュックひとつでタイ、良いと思うけど。 やったことないならやってみれ...