転勤で初めて訪れたある地方
近所に引っ越しの挨拶に行って菓子折りを渡したら「迷惑です〜」
スーパーで両手に荷物を持ったお年寄りのために扉を押さえてあげたら「迷惑だな」
家の前の歩道の雪かきをしていたら通りがかった隣の人に「わぁ、迷惑だね〜」
良かれと思ってしたことでこんなにはっきり迷惑だなんて言われたことなかったし、みんな物腰はしごく柔らかなだけに余計怖くて「大変な土地に来てしまった…」と震えた
その後、役場に諸々の手続きに行った時「迷惑ですけど、こちらの用紙にも記入をお願いします〜」と言われ、初めて何かおかしいと気づき、帰宅後に方言を検索してようやく謎が解けた
この地方の言葉で「迷惑だ」は「(こんなに気を使わせて、迷惑をかけて)ありがたい、申し訳ない」という意味だった
分かってしまえば何ということもない言葉で、数年後にこの地方を去る頃には自分でも何気なく使いこなせるようになっていたが、最初に言われた時の衝撃は忘れられない
ご迷惑おかけしますが→略→迷惑ですが こんな略し方を許すような土地は偏差値低いと俺はオモイマス!
コピペに反応しなくても
大型トラックで地方の工場に行き、タンクから原料を降ろしていたら、 フロントタイヤからエアーが漏れる音がした。 タイヤにチェーンのコマが切れたものが刺さっていた。 タンクか...
存在しない方言がブクマカによって実体化される様はまるで10万人の宮崎勤のよう