俺は違うと思うんだよね。
リョナってサイコパスみたいに他人が苦しむのをケラケラ楽しむような胸糞悪いものとは少し違うと思う。
一般的にはSな嗜好だと思われているみたいだけど、本質的にはMというか。
例えば息止めたりして死にかけた事あるなら、なんか脈が早くなって興奮してくる感覚あるよね?
キャラがもがき苦しんだり、絶望に打ちひしがれてぐったりしたり、そういうのに感情移入して、
その証拠に、リョナ作品はただのグロ絵じゃなくて、そこに至るまでの過程や物語が重視されるものが結構ある。
ああ、こんなに頑張ってきたのに、守ってきたのに、あっさりやられちゃった、絶望、可哀想、という共感性が大事。
破滅や死への憧れみたいなものが興奮を引き寄せるんだと思うね。
いやサイコパスは良心の呵責がないとかそういうタイプであって他人を嗜虐して楽しむのとは違うからな。