親父が毎日晩酌する気持ちが。
手軽に安易に現実から逃避できる手段が酒しかないんだ。
俺にもささやかだが趣味があった。
でも、子供が生まれ趣味をするために妻の顔色を伺う必要が出てきて、次第に億劫になった。
そうして趣味から離れるうちに趣味自体に興味が持てなくなった。
今日、どうしてもフラストレーションが溜まって夜に独りで出かけたが、行きたい所も、「どこかに行きたい」という欲求そのものが湧かない。
気付けば焼き鳥と酎ハイを買ってPCの前だ。
ああ、そういうことなんだな、と思った。
これは諦念の告白に見えるかもしれないが、実は結構ワクワクしている。
酒を飲み、PCの前にいることがこんなに幸福なんだと気付いた。
たぶん明日の朝になればこの気持ちは亡くなるんだろうが、それでもいい。
また明日酒を飲んでPCの前に座ろう。
Permalink | 記事への反応(0) | 23:56
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