いまの政治の状況(加計学園問題)をみていると、中島みゆき『WITH』の歌詞が思い出される。
政治的な意味合いが込められているかは、もちろん分からないのだけど、状況は似通っている。
目に見えない密室の話し合いで政治が決まる訳ではなく、
国会中継なり、その他の報道なりで、何が行われているかは刻々と報じられている。
明らかに嘘と分かる嘘をついたり、答弁をはぐらかしたり、といった様子がすべて見えている。
すべて見えているのに、手が届かないのが、非常にもどかしい。
「ガラス張りの政治」という慣用句があるけども、なるほど、こういうことかと思う。
ガラス越しなら手を出せないから、堂々と、おかしなことができる。
こういう言葉遊びのようなことを書いて悦に入るのは、まったく好きではない。
でも、ガラスを内側から叩き割る人々、文科省の職員や国会議員たち、が遠からず現れることに期待している。