2017-05-12

AVを見て号泣した話

30歳男。

最近付き合っていた彼女と別れた。元カレとよりを戻す、と言い出して突然のお別れ。それはもう終わったこと。本題ではない。

その後やたら性欲がたまって、自分を慰めつつ、ちょくちょくAVを見ていた。そして、顔とプレイが好みの女優を見つけた。顔は童顔なのにプレイドSで、叩いたり首しめとかやっちゃうような女優だった。

俺は決してドMでもなければ、首しめも興味がない。実際のセックスでも軽く叩くはするも、首しめはさすがにやらない。なのに、なぜかその女優が気に入っていた。というのも、女優プレイ自分セックスするときの行動にそっくりだったから。首しめは除いて、自分彼女とのセックスでやっていたドSな行動を、その女優はそのままやっていた。見ていると、まるで自分研究しているかのようだった。

女優も俺も、相手気持ちよくさせることに関しては定評がある。なのに、なぜかドSになってしまう。

そんな女優は出演作のとあるビデオで、いつものようにドSぶりを発揮していた。だが、相手役が突然「お前のすべてを受け止めてやる、好きなだけ首を絞めな」などと言っていた。するといつものドSぶりがなりを潜め、女の子らしくなったプレイをしていた。

事後に相手役がこう言っていた。

「ずっと裏切られて人を信じられなくなっているんだね」

「オレが達してもお前は首しめをやめない」

「そんなアブノーマルなことをしたら、どうせ私から離れるんでしょ?と思っている」

「だから人を試すつもりでそういうことをしてしまう」

「俺はそれに気がついた。だから、お前の孤独を全部受け止めてやろうと思った」

相手がそう言った瞬間、画面の中でAV女優号泣。画面の外では俺が号泣

女優も「わたしお子ちゃまだったの、全部バレていたのね」と泣きながら言っていた。

そう、俺もきっとそれなんだよ。

中学生からAVとは長い付き合いだが、まさかAVで己を知って、あげく号泣するなんて思わなかった。おかげで、失恋のつらさとか、悲しい気持ちはとてもおさまった。

良いことばかりだけど、1つ悪いことがある。それはそのビデオ女優で抜けなくなりつつあることだw

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