「知らない男性から『こんにちは』と声をかけられた」として「声かけ事案」にあがっている出来事が、じっさいには「こんにちは、おじょうちゃん、おっちゃんのおちんちんをぺろぺろしてくれない?」と声をかけられたものであり、いろいろ配慮してそういう表現にして公開した、という例を知っている。
じっさいにどのように声をかけられたか?の詳細に公開することで、他の人や「犯人」に「自分のことだ」と悟られてしまうことになるし、それを「犯人」に知られてしまうことで、逆恨みの嫌がらせをされないとも限らない。だから「こんにちはと声をかけられた」という表現にとどまっているケースも多いと思う。
「声かけ事案」が発生したら、被害者は警察に届けていて、事情聴取なんかがひととおりある。それがぜんぶ済んだあとで、「これを公開しますか?しませんか?」という問いがあって、「どこまで公開しますか?」という問いがある。それらのフィルタを通してはじめて「声かけ事案」として公開されている。