2017-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20170302151516

プロ声優の一例として、日高里菜さんの声を聴いてるとよくわかると思うんだけど、

メリハリと呼ばれる表現技法は、声の大きさの大小と、音程の高さ低さを巧みに組み合わせているんですね。

その抑揚のスピードも速かったり、遅かったり。

セリフによっては、1文字単位で強弱がついているのが分かると思います

https://www.youtube.com/watch?v=sQjzqRVoHgg

プロ声優は、声の大きさを最大/大/中大/中/中小/小/微小の7段階で使い分けられるけど、

素人声優は、せいぜい大中小の3種類。

こんな感じで、音程の高さや抑揚スピードバリエーションプロの方が多様にかつ場面に合った形で使い分けられる。

結果として、プロ声優は完成されたアニメしゃべりを喋れるのに

素人声優のしゃべりはどことなくぎこちなくて棒に聞こえてしまうという。


最後素人声優御伽ねこむ嬢のセリフを聞いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=Vw2OsFJMprg

これはセリフの音程の高さ低さを優先する代わりに、セリフスピード自体を落としてます

たぶん、普通に読ませると使い物にならないほど棒読みに聞こえたんだと思います

苦肉の策として、ゆっくり読ませる代わりにどうにか抑揚をつけさせたんじゃないか想像できます

記事への反応 -
  • 素人っぽい声とプロの声の違いって何になるんだろう 腹式呼吸とかメリハリって点では技術的にやってること同じはずなのにどうしても棒にきこえる新人声優は何が足りないんだろう と...

    • プロ声優の一例として、日高里菜さんの声を聴いてるとよくわかると思うんだけど、 メリハリと呼ばれる表現技法は、声の大きさの大小と、音程の高さ低さを巧みに組み合わせているん...

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