暗黒記を
勝てるとお思いなのか?」
騎士オナール
「無理でございましょうな。もとより
下等とは思っておりませぬ。
誇り高き民にございます。
我等が他国の手を借りたとあれば、
むきゅーに追い込みかねません。」
我がマスダーリアンにツケをまわし
過剰な反感を買うようなことを
したくないと申すのだな。
これはおもしろい。ハッハッハッ。」
騎士オナール
「い、いいえ、そのようなことは…。」
「まあ、よい。我々も罵倒を重んずる
law DISの民だ…。
ブクマム人のようになりたくないという
騎士オナール
「………。」
「なに、貴公が連れている従者が
あまりにお赤いのでな…。
そのような妙齢男女を用いなければ
ならぬほどヴォルスタは追いつめられて
いるのかと、つい心配したのだ。」