私が犬の散歩から帰ってくると、夫が起きて犬の餌の準備をしていた
これはもうずっと決めていること。朝は私が散歩に行き、夫は餌の準備をして食べさせる
その間に私は朝食をかきこみ、あらかじめ分担を決めた家事をする。
いつも通りのはずだった。夫が「なんでご飯食べてんの?」というまでは
「俺は疲れてるのに休日なのに無理やり起きてきたんだぞ。」
「あ、そうだったの、じゃあ餌やっとくし(夫がやる予定の)洗濯もやっとくから寝てなよ」
「もういい!(持っていた餌の容器をもぎ取り犬に優しく話しかける)」
なんとなく朝食を食べているとサボっていると思われる気分になり、先に担当分の家事をした。
私はなるほどと思った。夫は疲れている。疲れているから眠っていたかった
けど「疲れてるから朝の家事やっておいて」とは言わず「すべて察して俺に気を使え」と伝えたかったんだ
これはいわゆる察してくんではないかなあ、と思ってモヤモヤして書いた
このひと、もし部下をもったら仕事のできない上司になりそうだとも思った
家事など雑務なのだから、終わらせればなんでもいいのに。今日は休みたいから代わりにやってと言えばいいのに
家事を終わらせるという話のはずなのに、俺の機嫌を損ねるなという文脈にすり替わっている
なぜこんなことで対立せねばならないのか
ああ、モヤモヤする
察する必要なし。 というよりも察することは不可能。 単純に巻き込まれ事故だから。 同じ場所で生活していると、そういうことはふつうに起こる。 そういうもんでしょ。