ライアーバードを読んだ。なんかリュウコミックスらしくない物語だったけど、音楽と青春がうまく混ざり合っていたので楽しく読むことができた。
主人公の二人がちょっと鼻につく性格をしているけど、二人の稀有な才能がぶつかり合った瞬間は最高だった。
ただ、BLUEGIANTみたいに、失敗しても次のチャンスが巡ってきて着実に前進していける展開じゃないのが好き嫌いが分かれるところだと思う。
はっきり言って一環と二巻が同時に出てなかったら感想はがらりと変わると思う。二巻を読み終わった時点で、ようやくスタートラインに立ったくらいだからもどかしい思いをしなければならなかった。
その分、三巻への期待は高まってる。またすぐに一歩進んで二歩下がりそうだけど、それでも読みたいって思わせてくれた。