Windowsでは新しいプリンタを接続するとプリンタスプーラに印刷データをため込んでからプリンタにジョブを送るように設定されている。
これWindows95の頃から変わらない機能なんだけど、もう前提になっている環境が全然違うよね。
昔はプリンタはパラレルか早くてもSCSIといった低速のI/Fでつないでいたからジョブがプリンタに届くまで時間がかかったし、プリンタの処理自体も遅かったからジョブ終了にも時間がかかった。だからスプーラを用意して前のジョブが完了するまでデータを一時的にメモリにため込む必要があった。
でも今はローカル接続ならUSB2.0、ネットワークなら有線でギガビット、無線も11nが普通でしょ。
プリンタ自体の性能も格段に速い。プリントデータをスプールするとかえって印刷完了に時間がかかっている気がする。
ウソだろと思う人は、プリンタの設定で「直接プリンタにデータを送る」を選んでみて、印刷完了が早くなるかどうか実験してみてほしい。