ノーベル賞の受賞で、毎度恒例の科研費叩きが今回も出てる。
科研費なんて止めちまえ、バラマキ研究費よもう一度というのも分かる。
しかし、別の点にも着目してほしい。
選択と集中で歪められた研究、その研究を「評価」しているのは誰か?
答えは、苦言を呈している科学者自身なんだよ!
文科省の官僚に文句を言う前に、まずテメーの科研費評価の基準を変えたらどうか。ウケの良いテーマも地味なテーマも平等に採用する評価をしてみたらどうだろうか。
匿名評価によって、お前たち科学者が分断されている。だが、分断の境界線を引いているのは、官僚じゃなく科学者自身だ。あんたらが望むなら、お得意の人間ネットワークとちっぽけな自尊心を学会で満たす政治力で科研費の評価システムなんて骨抜きにできるはずだ。
科学者たちよ、悔改めよ。そして科研費に立ち向かえ。
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