2016-09-12

[] 言語論的転回

言語論的転回(げんごろんてきてんかい、英:Linguistic turn)は 20世紀西洋哲学における重要な展開である。その最も重要特性は、哲学が、またその結果として他の人文科学が、現実構成するものとしての言語へ関心を集中させたことである

まず最初に、実際のいすのようなものがあると思われ、それに続いて「いす」という言葉が参照するいすという意味があると考える。しかし、「いす」と「いす」以外の言葉(「つくえ」でも何でもいい)との差異を知らなければ、私たちは、いすがいすである認識できないだろう。以上のようにフェルディナン・ド・ソシュールによれば、言語意味は音声的差異から独立しては存在しえず、意味差異私たちの知覚を構造化していると言う。したがって、私たち現実に関して知ることができることすべては、言語によって条件づけられているというのである

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E8%AB%96%E7%9A%84%E8%BB%A2%E5%9B%9E

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