頭の中で、なんども自分を殺した。
殴って、身を投げて、焼いて、薬を飲んで、想像出来得るかぎりの方法をもって殺した。
生きなければいけない。それは義務。死ぬことが許されない現代では、空想の世界に浸りながら現実と幻想の境界をできるだけ薄く保って、自分をごまかしながら生きるしかなかった。
なぜ生きなければいけないのか。
昔ですら腹を切ることは許されていたのに。生きるための希望は自己責任で探すしかないのに、死ぬことへの希望は抱くことすら許されない。
僕は今日も駅のホームで投身する夢をみながら生きる。死ぬことを考えるために生きる。それが僕の希望。人身事故で電車が止まっても誰も僕のことを哀れんではくれない。個性も承認もいらない。だから消える自由だけはもたせてくれないか。生きなければいけない世界には救いがないのだ。ずっとずっと頭の中で自分を殺す夢を見る。
カクヨムでやれ! (クソ雑魚ナメクジ反対派)
語呂が良いな クソザコナメクジ反対派 はぐれ刑事純情派みたいなかんじで