深夜の手淫はヘッドホンの片耳だけを耳にあて作業をしている
部屋の外で物音がすればとっさにウィンドウを閉じ
立ち上がると同時にパンツとズボンを引き上げる
平静を装い普通のサイトを見てるだけという芝居をする
しばらくして何もないようであれば
部屋の扉を開け、誰もいないか確かめてから
再び作業を始める
さながらミーアキャットのよう
こんなことをもう何年もやっている
これはもう日課のようなものだ
むしろ義務のようでもある
一日の終りとして手淫をするのだ
こうして長年やってきたことではあるが
先ほど自分は気付いてしまった
この手淫スタイルがまるでDJではないかということを
片耳はヘッドホンで音を聴き
片手ではフェーダーをいじるように左右キーを叩いて動画をシーク
逆の手はもちろんレコードではないものをスクラッチ
やがて気分は絶頂に達し
チルアウトで余韻にひたるように賢者の時間
こんな事をここに投稿して
どうだ面白いだろ?
とスギちゃんのような微妙なスマイルをたたえ
自分のオナニーは終わりとする
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