「レシピ通りにやればいい」、と言われる。
だが目の前の作業中にはレシピ以上の情報が湧き出ていて、それらをひとつひとつどのようにやりこめていくのかがまったく書かれていない。
書かれていない情報を、レシピの次の状態になるようになんとかするしかない(だがおそらく対処できていはいない)。
そしてできた失敗作を、味見をしていないからとか目分量だからだとか作った人の処理が雑だという体で他人に述べられるのがつらい。
友人に、自他ともに認める不器用、という人がいるのだが、この人は料理が好きだし自分の食べたいものをすぐ作れる人だ。
反面、私は器用だと言われるが、料理に関してはさっぱりだめだ。食べたいものにならない。
友人の料理の話はわかりやすくて結構救われることがある。私はこの人のことをずっと器用な人だと思っていたから、不器用なんだと言われてびっくりした。
外から見えるだけの器用さなどより、不器用でもいいから、レシピから切り落とされている情報を現場で無駄に拾って困惑しない人間になりたい。
これ本当に自分も腹立つんだけど、たいていの料理本のレシピって、いわゆる「設計図」じゃなくて、ただの「ガイドライン」みたいなもんだと思う つまり、作り方についてすでにある...
水島弘史の料理本は「科学調理」とか「再現性」を謳っていて 材料は「少々」とかの曖昧表現がなくて全てグラム表記だし 手順も○○が●●になったら◆◆するって条件付けがぜんぶ明...
調べたら「ロジカルクッキング」なんて直球タイトルで素晴らしいと思いました 自分も上達したら買ってみるね。ありがとう