2016-06-19

猿山の猿たち

はじめに言っておこう。

俺は天才だ。

いや、実際にはごく普通人間なのだが、周りの猿どもと比べたら天才なのだ

俺ほどの天才になると、猿程度にはその行動、考え方、実力、能力が全く理解できないのである

猿どもにとって重要能力というのは、木に登って実をとるといった、極めて原始的底辺能力である

周囲にいる猿どもも、それと同じくらい程度の低いことを要求し、俺のような人間様の高度な考えや能力というもの理解できない。

猿山PCを使いこなせても「あいつ何してんの?ずっと箱の前に座って。バカ?」となるだろう。

まあこれはただの例え話で、実際に俺はもっと高度な仕事をこなし、またこなす能力もあるわけだが、

それを評価する猿がいないのだ。

自分より低能な猿に人間である俺の仕事評価はできない。

猿どもは木に登って、必死で実をとっていたらいい。

落ちて死んでも大丈夫だ。お前らの代わりなんかいくらでもいる。

しかし、この世界人間は希少である

俺の代わりになるやつはそうはいない。

どちらがこの世界必要か、言わなくても分かるよな。

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