はじめに言っておこう。
俺は天才だ。
いや、実際にはごく普通の人間なのだが、周りの猿どもと比べたら天才なのだ。
俺ほどの天才になると、猿程度にはその行動、考え方、実力、能力が全く理解できないのである。
猿どもにとって重要な能力というのは、木に登って実をとるといった、極めて原始的で底辺な能力である。
周囲にいる猿どもも、それと同じくらい程度の低いことを要求し、俺のような人間様の高度な考えや能力というものを理解できない。
猿山でPCを使いこなせても「あいつ何してんの?ずっと箱の前に座って。バカ?」となるだろう。
まあこれはただの例え話で、実際に俺はもっと高度な仕事をこなし、またこなす能力もあるわけだが、
それを評価する猿がいないのだ。
猿どもは木に登って、必死で実をとっていたらいい。
落ちて死んでも大丈夫だ。お前らの代わりなんかいくらでもいる。
俺の代わりになるやつはそうはいない。