"仮にもリーダーなんだし, もうちょっと出現回数上げていこうよ."
「・・・」
"おい! そこは三点リーダー使えよ!!"
「でっでも、こっちの方がみんな使ってますし・・・三点リーダー使うと小説家きどりの意識高い系みたいに思われますよ・・・」
"あのさぁ, 君がいつまでもそんな新人みたいな気持ちでいるからその分私が頑張らないといけないの, 分かってる?"
「えっそれはどういう・・・?」
"ほらまた使った."
「・のことですか?これ中黒さんじゃないですか!」
"それもドットって呼ばれてんだよアホ!! ……あーごめん. 今の言い方は私も悪かった."
「いえ…」
"やっと使ったね. いつもそうすればいいのに. いい? 君がちゃんと自分を売らないからフォントの違いで上へ下へと飛ばされたりするんだよ?"
"良いじゃん, 調子出てきたじゃん! 実は擬人化アニメの話が来てるから君にも活躍してもらおうと思ってたんだけど, これならいけそうね!"
「えぇっ、本当ですか!?ありがとうございます!!」
"じゃあ今晩はアニメ化を祝して飲みに行こう! 私の使い方ももっと教えてあげよっか? (笑)"
「あっ…すみません、今晩は二点リーダーとリーダー勉強会なんで…」
"そ, そう・・・"