ネットでよく見かけるのが「死人が出るお祭りなんて辞めれば良い」という声だ。
結論から言う。お祭りは止めることはできない。指定文化財だし。
1本の柱あたり、少ない地域でさえ5-6000人の氏子が曳く。
それが8本ある(上社下社を合わせると16本)。
一度に数万人が参加しているお祭りなのだ。
昔から馴染んでいる特別なお祭りだから、なおさら止めるなんて考えられない。
七五三巻など代々引き継ぐ技もある。
(※七五三巻:建て御柱の際に巻く、特殊な縄の巻き方)
お祭りであり、神事であり、信仰だから。
安全面でもとても厳しくなっているし、対策も取られている。
川越しの時は堤防を設け、川の中にはちゃんとレスキューが待機する。
今回、建て御柱の際近づけないように規制されていた。氏子でさえ入れなかった。
安全ベルトもちゃんとつけるよう、厳しい指導もされていた。
事故が起きた際も、すぐに警察が整理し、現場検証もする。
死人が出てあたりまえなんてだれも思ってない。
最後まで安全に怪我なく、と願いながら参加している。
だから今回も事故があってしまったことは本当に残念だ。
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