2016-04-15

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

ことわざとは人間性質を端的に表しているものなのだ、と良く思う。

それは例えば、ある国でのことわざと同じ意味ことわざが他の国にもある時であったり。

それは例えば、『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』が服を着て歩いている時であったり。

私のごく身近にも坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、に取り憑かれていらっしゃる方が居る。

度々憎く思っていることを口に出すあまり、その憎さがどんどん加速しているように見える。

基本的には正論を述べる方であるにも関わらず、そうなってしまうと論理の破たんが見えてきて、

正直に言って聞くに堪えないという他ない。

自分は悪意を露出することを嫌っているので、あまり表には出さないようにしているけれど、

なんとかならないものかな・・・と常に思っている。

ただ、ここでタイトルに戻るが、なんとかならないものなのかもな、と最近思えてきた。

だって、『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』がことわざになるくらいだもの人間ってそんなもの

なんて言っている自分も、悪意を露出することが嫌い、などと言いつつ増田に書いている。

そんな自分は『王様の耳はロバの耳』?あ、これはことわざではないし、叫んだのは秘密か。

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