「最近の若い人は」って言葉を聞いて、嫌な気分になったことある人は多いと思う。
自分に関係あってもなくても、誰がが言ってるのを見たり聞いたりするだけで「なにいってんだろ、この人」って思う。
この前、アラサーの人の「最近の若い人…、20代前半とか10代の子たちは」って発言を見た。
たしかに年の差が数年だろうが、何十年だろうが、その人から相対的に見ての「最近の若い人」には違いない。
その人は別に「最近の若い人」をディスったりはしていなかった。
ただ「自分とは違う」という話の中で、出てきた言葉なんだと思う。
でも、なんだろう、この違和感。
年齢差に関係なく、年長者が年下に向けて発せられる「私はあなたたちのことはよくわからないんだけどね」という自嘲とも自負ともとれる感じ。
別に非難されてるわけでもないのに、なんとなく上から言われてる、見下されてる、もしくは自嘲・卑下(でもちょっとした自負も入り交じった)。
そういったものに対して、言われた方は、その後に続く言葉がなんであったとしても「あぁ、嫌だなあ」と感じるのではないか。
自分が「最近の若い人は」って言われて嫌だった頃のことをみんな忘れてしまうのかな。
それとも、その頃に言われたことの復讐としての「最近の若い人は」なのかな。
だったら言う相手を間違えている。