■カラオケがやたら上手くても何の得もない。
合コンやら飲み会の二次会で恥をかくことはないが
それで得をするほどでもないのだ。
上手くても2回3回と聴いているとお腹いっぱいになる。
連続で歌うわけでなく自分の番が来たらという具合でな
2、3回聴けば慣れて歌唱力への感動はなくなる。
するとやたら存在感のでかい歌唱で、
その場を支配しがちな奴はとてもうざったいものになるのだ。
プロがプロたる所以は
2時間ほどぶっ通しで歌われても嫌な気持ちにならないところだ。
凡人がやると苦痛しか人に与えない行為で金を頂くわけで
飽きがこないような工夫とそれでもブレない個性、
聴き手を和やかにさせるような気負いのなさなんかがプロにはある。
それらはカラオケの採点なんかじゃ差し測れないし
特別な環境でひたすら鍛錬を積まなければ手に入れられはしない。
カラオケがちょっと上手いだけの歌唱力では
恥をかかない程度のことで人に褒められるわけでもなく
ましてそれで金をとれるはずもなく
やはり何の役にも立たないのだ。
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