http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/874260
これ、ブコメではかなり好評なようなんだけど、個人的にはピンとこなかった。
多分に、「きゃつらに逆張りしてやろう」的な魂胆はないとはいいきれない、どころか、わりとあると思ってはいるのだが、雰囲気でつられてる人多そうだな、と感じたのです。
あらかじめ言っておく。
俺はこの句、ちゃんと理解してないぞ。理解してるつもりもないし、理解できるとも思ってない。
そして「微分」という数学的手法を、きちんと把握もしていないし、その内在的な意味をも呑み込めていない。
さて、この句、「微分」という単語にかなり重心があって、その周囲に「夜空」、「明り」というきらびやかな単語が添えられて、ともすれば高層ビルの高級レストランから夜の街を眺めるようなロマンティックなムードを感じさせられる。
つぶさに見ると「夜空の青」というのはそもそもが常套的で、ややもすると陳腐にすらなりえる。
そして「明り」、もとい「街の明り」も同じく常套的で陳腐になりやすい、のであるが、ここでは「無視してもよい」という意外な言葉があり、夜空というのはひょっとすると星のことかもしれない、と思わされる。
とても雰囲気のある句ではあるが、正直、「微分」という言葉を理解しきれていない俺には雰囲気モノでしかないわけです。
さあ、そこで同じく「微分」を理解しきれていない人、そして雰囲気だけで「いいね!」してる人がどれだけいるのか、それがどうやら多そうだぞ、というのが俺の見解なのです。
まあ、アレだね。
あとtogetterの内容、読んでません。