エンブレムの件もそう、国立競技場の件もそう。タカタのリコールも、シャープの経営不振も、火山の噴火もそう。安保もそう、デモもそう。スキャンダルもそう、爆発もそう、社長の急逝もそう。そして、おそらく自殺もそう。
日本社会が完全にネガティブに振れてきた気がする。負のオーラが世の中を覆っている気がする。今年、いいニュースなんてあったっけ?
ちょうど20年前、1995年もこんな感じだった。暗いニュースが続き、世の中の雰囲気が変わった。
そしてあの頃と違うのは、今はネットがあり、ネガティブなことがより強い力を持って世の中に浸透してしまうようになったことだろう。
少子高齢化の絶望しかないこの国は、もうポジティブな雰囲気に振れることはないのかもしれない。1995年がターニングポイントと言われたように、2015年も日本の一つのターニングポイントになるのではないか。これまで騙し騙しやってきたことが、ついにあらゆる分野で破綻し始めている。
私達はこの国で幸せになることは出来るのだろうか。