2015-06-22

猫をほめる

わたしの日課。

仕事から帰ると玄関にいる猫に向かって

「えらいなーお留守番バッチリだねー」

私が夕食をとっていると、2メートル離れたところに座っている猫。

お行儀よく座っている。

「えらいねー座り方ちょーかっこいい!しっぽもちゃんと足にまいててすごいなー」

私が食後にはてブなどしていると、徐々に距離をつめてくる猫。

椅子の足元から気配をうかがい、最終的には机のうえにぴょんと乗り、私とモニターを交互に見つめている。

「ほら、見て見て。今日もnekoraさんは冴えてるね。猫狩りせよなんてのもネタなんだよ」と言いながら、もふる。

もふると机の上で腹を出すからすかざす、

「わーモフモフーかわいいなあかわいいなあ」

目が合えばお互いにまばたきしあって、また

かわいいねー本当にかわいいねえ」

何か思い出したように机を降りる猫。

かすかに独特の芳香がただよってくるからうんこである

すぐに猫トイレに駆けていくと、砂かけ中。

「えらいねーお砂かけてんのー?砂かける瞬間にお手々ギュッとなるとこちょーかわいー」

こういう時にはなんと話しかけても、私の方などみていない。

砂かけが終わると、ちょっと気まずそうに顔をそらす猫。

「まばたきしながら目線そらすの、ちょーいいわー」

人間とはほとんど話をしないが、毎日猫をほめている。

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