2015-04-17

知能を下げる方法を教えてあげよう

http://anond.hatelabo.jp/20150416201757

増田の悩みはとっくに解決済みなのだ。たった一行で解決方法を書くことができる。しかしいきなりそれを書いても素直には受け止められないだろうから、先にこんな話を紹介しよう。

 

ある名人と呼ばれた落語家が、晩年になって語った言葉だ。

 

「俺は入門する前から上手かった。とても上手かった。上手すぎて誰も俺の落語理解できなかった。

これじゃいけないと思って、俺は稽古した。一生懸命稽古した。

稽古した結果、俺は下手になった。下手になったおかげで、客は俺の落語理解できるようになった。

だが下手じゃ悔しい、下手なままじゃいけないと思って、もっと稽古した。そのおかげで、俺は人並みになった。

今俺は、人並みでいるために稽古している」

 

増田が知能を下げる方法は、勉強することだ。

 

真剣勉強すればするほど、自分の知識があやふやあいまいものであることに気づく。実は自分が何も知らなかったことに気づく。

どんな分野でも、第一級の大家と呼ばれる人はみな、驚くほど謙虚ものだ。

それは彼らが、自分の業績が先人の膨大な遺産の上に成り立っていることを知っているからであり、未解決の課題が山のように広がっていることをありありと眼前にしているからだ。

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