起業したての頃は、
起業者本人も、軌道に乗っていない現実にあせっているのだけれど、
それだけではなく、起業者を取り巻く周囲の人間(家族や親戚。知人)の心無い対応に頭を悩ませてしまう。
軌道に乗っていないという事実に、わざわざ塩を塗る言葉を山ほど吐いてくる、家族、知人。
相手が抱えている問題(問題を抱えていない人間はいない)に対して、
痛い所をついて、塩を塗る行動が当たり前になっている。
事業に乗る前の起業家や、研究が成功するまでの研究者に対して、
成功したら、手の平をコロッと反して、「私がやった!」と少しでも言おうものなら感謝が足りないと叩き潰す。
「感謝が足りない」と責めてくるんだけど、感謝が足りないのはそっちであって、
私は、いつも頂くことがあれば、ちゃんと感謝している。普通の人(貰うことが当たり前になっている人)以上に感謝している。
周囲の人間は、「助けた!」と言うけれど、本人が一番、どれだけ助けたのか?わかっているだろうね。
苦労や痛みは引き受けず蚊帳の外で楽をして、そのくせ、嫉妬して足を引っ張る行為を繰り返すループ。
子供すぎる。