夫から「なんでおつかれさまって言ってくれないの?」と言われて衝撃を受けた。
もちろん、まったく言ってないわけじゃない。
彼が仕事から帰ってきた時には、「おかえり、おつかれさま」って出迎えてる。
でもそれじゃ足りないんだって。
仕事が大変だったよ、忙しくて疲れたよって話をしたら、おつかれさまって言ってほしいんだって。
私の実家は男性がいなかったからか、家族でおつかれさまなんて言い合う習慣がなくて
そう言われても今ひとつどのタイミングが「おつかれさま」の出しどころなのか分からない。
実家では仕事の愚痴は言い合い、聞き合い、共感し合うもので、労うものではなかった。
そういう時には「早くお風呂入って寝なー」だったり、
「分かるわー、そういう上司イヤだよね」だったりして、「おつかれさま」ではなかった。
同僚に対してはもちろん挨拶代わりに言う。おつかれさま。
変にこだわりがあるわけではないし、それで彼が気持ちよく働けるならいくらだって言うけど、
ただ家庭内の会話のどのタイミングで「おつかれさま」を繰り出せばいいのか、
そんな些細なことが私には意外と難問。
これは、女性における「何で話聞いてくれないの」問題に近いかもしれない。 男は何らかの有意義な結論を出そうとあれこれ意見したがるんだけど、 女性はフンフンって聞いてくれれば...
「お疲れ様って言って」と言われるというのにすごく微妙な嫌悪感を抱いたのでその理由を考えてみる。 お疲れ様って言葉には当事者感覚がある、のかも。 私も愚痴を聞いたら大変だ...
わたしはこんなに苦労しているのに、あなたは楽して稼げていいねって言われて絶句したことならある。